先日放送されたBSジャパン「斉藤研一のワイン入門」では、白ブドウ品種の代表格"シャルドネ"を例に、同一の品種から造られたワインでも、産地により味わいが異なることが紹介されました。
Q. 産地によって味わいが違うのは白ブドウだけ?
A. 違います。黒ブドウも産地により味わいは異なります。
黒ブドウで特に産地の違いが顕著に現れるのが、
フランスのブルゴーニュ地方を代表するピノノワールです。
ピノノワールから造られる有名なワインに、世界で最も高価なワイン、ロマネ・コンティがあります。
世界中のワイン愛好家を虜にするピノノワールは、
とても気難しい品種で、冷涼な気候を好み、栽培の難しいブドウ品種です。
ブルゴーニュにて醸造を学んだバイヤー"ムッシュ寺田"にレクチャーを受けたところ、
同じ地区で造られるピノノワールでも、丘の上と下では味が全く違い、
地形、地質、気候の影響を最も受けやすい品種との事です。
とても繊細なブドウから造られるワインは、とても繊細でエレガントな味わいに仕上がります。
ピノノワール愛好家を通称"ピノキチ"と呼びますが、もちろんムッシュ寺田はピノキチです。
そして、斉藤先生もピノキチ。
世界中のワイン愛好家を虜にするピノノワールですが、
正直、ワインを飲み始めたころはピノノワールの酸味が苦手でした。
ですが、ピノノワールのイメージを覆られたワインが
パライソヴィンヤードのピノノワールです。
先日のカリフォルニア買付でも紹介したパライソ・ヴィンヤードの
オーナーのリチャード・スミス氏は「良いワインは良いブドウから」と言います。
パライソ・ヴィンヤードの造るワインはまさにその言葉が表現されたワインです。
パライソ・ヴィンヤードはカリフォルニア州モントレーの名産地サンタ・ルチア・ハイランズに位置する蔵元。太平洋から流れてくる冷たい空気と海洋性気候のおかげで酸と果実味のバランスが取れたワインに仕上がります。もともとリチャード・スミス氏は、この最良の地で高品質ブドウを栽培するブドウ栽培農家で、ナパやソノマをはじめとする超有名ワイナリーにブドウを卸しています。
パライソ・ヴィンヤードでは、その中でも最良区画のブドウを使用し、ワインを造っています。
柔らかさとエレガントさを兼ねそろえた、果実味豊かな味わいは、専門家らかも高評価を獲得しています。
気難しいピノノワールですが、カリフォルニアの中で冷涼な一部の地区で、素晴らしいワインが造られています。
カリフォルニアのピノノワールの権威「マホニー・ヴィンヤード」もその一つの蔵元」

ブルゴーニュにて醸造経験のあるオーナーであるフランシス・マホニー氏は、カリフォルニアに帰国後も、
カリフォルニア大学デイヴィス校にて12年間ピノノワールの研究を行いピノノワールを熟知した造り手。
マホニー・ヴィンヤードの畑では、7つのピノノワールのクローンが栽培されています。
それぞれ個性の異なるクローンをブレンドすることにより、複雑な深みのある味わいに仕上げています。
樽の使用を極力控え、豊かな果実のピュアな味わいを活かしています。
近年カリフォルニアでは、ピノノワールを取り上げた映画「サイドウェイ」の影響もあって
ピノノワールワインの価格は上がる一方。
ブルゴーニュなど冷涼な地区で育ったピノノワールは酸がしっかりしていますが、
温暖なカリフォルニアで育ったピノノワールは酸は穏やかになり、果実味が豊かになります。
只今、ブルゴーニュワインが20%と特別価格となっております。
是非この機会にブルゴーニュとカリフォルニアのピノノワールを飲み比べてください。
商品部 深澤